錦鯉業者並びに愛好家の皆様へ
全世界の錦鯉業者の方、そして愛好家の皆様方へ、私は全日本錦鯉振興会新潟地区長を勤めている伊佐先と申します。昨年発生した中越大震災の折には大変御心配をかけ、また体験された方々には御見舞い申し上げます。
私共錦鯉の産地新潟地区は震源地である中越地区に集中しており、壊滅的なダメージを受けましたが、日本全国、世界各国より御支援をいただき大変ありがとうございました。
産地新潟としては若手を中心に県市町村や政府の協力を得ながら生産に全力を挙げて、２〜３年後には前の生産以上を目標として取り組んでおります。
また最近、問題となっておりますKHV(コイヘルペス病)は新潟県内水面水産試験場の指導の元で対策マニュアルに従い自己防衛に努めております。海外への輸出に向けては8月31日〜9月1日にEUより錦鯉の飼育状況、病気の取り組み方等々の査察を受けて合格しております。新潟地区会員132名の中にKHVは発生していません（10月31日現在）。どうか安心して新潟にお出で下さい。