新潟地区のコイヘルペスウイルス(KHV)病への取り組み
2003年11月に茨城県で我が国初のコイヘルペスウイルス病(KHV)が確認されて以来、全国に拡散して、本県でもマゴイにKHVが確認され、散発しながら今日に至っている。
この事態に対して県水産課、内水面水産試験場、(社)新潟県錦鯉協議会を中心に防疫に努めている。 新潟県農林水産部KHV情報
本県では2004年からSVCも含めたKHVの検査体制があり振興会新潟地区も積極的に拡散防止、防疫に協力してきました。
2004年4月、KHV防疫に係わる新潟県農山漁村緊急支援事業(KHVまん延防止の隔離設備を整備して安全な鯉の流通促進を図る。)への協力、新潟地区会員の10名が隔離施設を建設した。
2005年 6月
中越大地震後、希望者を対象に内水面水産試験場で県外に一時避難して帰郷した錦鯉のKHV検査の実施。
2005年 8月
越後おぢや農協錦鯉市場、巨V潟錦鯉市場など新潟県錦鯉市場協議会で錦鯉出荷基準として、出荷者に年2回のKHV検査を義務付ける。 錦鯉市場出荷規定
2005年 10月
新潟県輸出錦鯉衛生証明書発行に向けての体制作りと検査実施。(新潟県輸出錦鯉衛生証明書発行ガイドラインを参照。)
本県では振興会員を中心に錦鯉市場基準、または輸出ガイドライン基準に沿ったKHV検査を順次行って防疫に努めています。検査状況は新潟地区会員KHV検査状況をご覧下さい。
2005年 12月
全日本錦鯉振興会ホームページで輸出ガイドライン基準を合格したリスト登載者を公開。