尾 瀬 沼 の 湿 原 風 景

「ニッコウキスゲを見に行かないか」と友人に誘われて、
7月下旬、仲間とニッコウキスゲの群落を見に、尾瀬沼を訪れました。

車で銀山平から御池へ。そこから、シャトルバスに乗り換えて
沼山峠口まで。そこから山道を登って針葉樹林を抜けると、やがて沼山峠でした。
少し下った所に沼山展望台があり、遙かに尾瀬沼が望めました。
更に下って針葉樹林を抜けると、目前に大江湿原の拡がりがパッと開けました。
友人の予測どおり、木道を歩くほどに、ニッコウキスゲの大群落が見事に咲き誇っていました。

その場でスケッチしたものも、写真を見ながら描いたものもあります。
拙い作品ですが、ご覧ください。

                             

 沼山峠(標高1,784m)と、少し下った所にある展望台から尾瀬沼を望んだものです。尾瀬沼をバックに、大江湿原がうっすらと黄色く染まっていました。

沼山峠展望 ’99.7.21
尾瀬沼遠望 ’99.7.21


 大江湿原をまっすぐに延びる木道を歩くと、大江川沿いに咲き誇るニッコウキスゲ、湿原一面を黄金色に埋め尽くすニッコウキスゲが、見事な群落の美しさを見せていました。沼畔には、3本のカラマツが目印の尾瀬塚が見えます。

大江湿原初夏 ’99.7.21
ニッコウキスゲ群落 ’99.7.21


 尾瀬沼(標高1,665m)は、周囲約6km。東岸にある尾瀬沼ビジターセンターを起点に、北岸道を通って沼尻へ。尾瀬沼を眺めると、沼畔のニッコウキスゲや水面に顔を出すフトイが、一層湿原風景を醸し出していました。

 
沼尻眺望 ’99.7.21
尾瀬沼初夏 ’99.7.21

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